研究課題
若手研究(B)
GFPマウスの骨髄から採取した単核球から幹細胞を回収して、胎齢14.5日目のBALB/cマウス胎仔の卵黄嚢静脈内に投与した。生後4週間目にマウス末梢血を採取し、フローサイトメトリーを用いてドナー細胞の生着率について分析を行った結果、最大20%に至るドナー細胞の生着が確認された。遺伝性疾患のモデルマウスで治療実験を行ったところ、表現型が正常の罹患マウスが確認され、胎児期から進行する脳神経症状や骨形成異常などに対する有効な治療法となる可能性が示唆された。