平成25 年3 月現在で35 例が本研究にエントリーし、22 例がプロトコール終了、9 例がドロップアウト、4 例が現在進行中である。対象数50 例に達した時点で結果の検討を行い、得られた知見を論文と学会にて公表する予定である。 また、本テーマの一環として行った研究において、1. 神経栄養因子(BDNF) 遺伝形が両親の養育態度に対する感受性を調節し人格特徴に影響を与える、2.BDNF 遺伝形と両親の養育態度の相互作用が対人関係敏感性に影響を与える、3.glucocorticoid 受容体遺伝多型は人格特徴に影響を与えない、4.P 糖蛋白遺伝多型は健常日本人女性の対人関係敏感性の形成に影響を与える、との結果が得られた。これらの知見を論文と学会にて公表した。
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