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2010 年度 実績報告書

統合失調症の発症の脳病態解明と発症予測因子の同定

研究課題

研究課題/領域番号 22791108
研究機関東京大学

研究代表者

管 心  東京大学, 医学部附属病院, 助教 (20553704)

キーワード統合失調症 / アットリスク状態 / マルチモダリティ神経画像 / 神経心理
研究概要

統合失調症の臨床研究体制について、東京大学医学部附属病院精神科においてこころのリスク外来」としてアットリスク・初発統合失調症専門外来(http://plaza.umin.ac.jp/arms-ut/)を開設し、継続的なフォローを行うと同時に、通院患者を対象に脳画像データ・神経心理データ・血液内生体物質の収集を行える体制を整えた(Integrated Neuroimaging studies in Schizophrenia Targeting Early intervention and Prevention [IN-STEP])。
アットリスクの臨床症状の脳神経基盤となる脳機能・形態・生化学的な生物学的所見を、横断的にマルチモダリティ神経画像、神経心理学的検査、血液内生体内物質のデータを収集・解析することで同定できるよう。被験者をリクルートし縦断的な検査を行っている。既にエントリーされたサンプル数は目標の20症例に達している。
アットリスク症例に対してマルチモダリティ神経画像データ・神経心理データ・血液内生体物質データを縦断的に収集していく。追跡開始後1年間のデータを追うため、20症例の追跡を開始しているが、その一方で横断的に健常者とアットリスク症例や統合失調症群間でマルチモダリティ神経画像データ及び神経心理データに違いが検出されるかどうか検討し、学会発表を行った。

  • 研究成果

    (5件)

すべて 2010 その他

すべて 学会発表 (4件) 備考 (1件)

  • [学会発表] ARMS群と初発統合失調症群における下前頭回の灰白質体積減少2010

    • 著者名/発表者名
      岩白訓周
    • 学会等名
      日本生物学的精神医学会
    • 発表場所
      リーガロイヤルホテル小倉
    • 年月日
      20101007-20101009
  • [学会発表] 統合失調症認知機能評価尺度を用いた精神病発症前後の検討2010

    • 著者名/発表者名
      管心
    • 学会等名
      日本精神保健・予防学会
    • 発表場所
      灘尾ホール 東京
    • 年月日
      2010-12-12
  • [学会発表] 東京大学医学部附属病院「こころのリスク外来」およびIN-STEP研究の概況2010

    • 著者名/発表者名
      小池進介
    • 学会等名
      日本精神保健・予防学会
    • 発表場所
      灘尾ホール 東京
    • 年月日
      2010-12-11
  • [学会発表] 統合失調症認知機能簡易評価尺度-日本語版(BACS-J)による認知機能評価への臨床病期の影響2010

    • 著者名/発表者名
      瀬尾友徳
    • 学会等名
      日本精神保健・予防学会
    • 発表場所
      灘尾ホール 東京
    • 年月日
      2010-12-11
  • [備考]

    • URL

      http://olaza_umin.ac.jp/erms-ut/

URL: 

公開日: 2012-07-19  

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