研究課題
若手研究(B)
うつ病の新しい治療戦略として、脳血流の回復が有望との報告がある。本研究計画では、この治療法研究に資する動物モデルの確立を目的として、ヒトCD34陽性幹細胞を経頸動脈的にラット脳内へ移植する試みに取り組み、移植後にラット脳内毛細血管への造血幹細胞の生着を確認することに成功した。しかし、移植後1週間以内のラットの生存率が60%を越えなかったため、本研究計画の継続を断念した。