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2011 年度 研究成果報告書

胎生期グルココルチコイド暴露が大脳皮質形成/神経ネットワーク形成へ与える影響

研究課題

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研究課題/領域番号 22791124
研究種目

若手研究(B)

配分区分補助金
研究分野 精神神経科学
研究機関岩手医科大学 (2011)
大阪大学 (2010)

研究代表者

福本 健太郎  岩手医科大学, 医学部, 助教 (00514407)

研究期間 (年度) 2010 – 2011
キーワードグルココルチコイド / 介在ニューロン / 接線方向移動 / 拡散テンソル画像 / 神経ネットワーク
研究概要

精神疾患発症を説明する仮説の一つとして神経発達障害仮説が提唱されている。これは胎児期の脳発達異常が思春期・成人期の発症リスクを高めるという説である。本研究ではストレスホルモンであるグルココルチコイドを齧歯類胎生期に投与し、大脳皮質形成および神経ネットワーク形成へ与える影響を検討した。本研究では胎生期におけるグルココルチコイド曝露が将来抑制性ニューロンとなる介在ニューロンの移動障害を起こし、胎生期の皮質内不均一分布を起こすことを確認している。また胎生期グルココルチコイド曝露後、思春期前後においても前頭前野の体積減少が起きていること、加えて白質での神経線維走行異常といったネットワーク形成障害を起こすことを明らかにした。

  • 研究成果

    (1件)

すべて 2010

すべて 雑誌論文 (1件) (うち査読あり 1件)

  • [雑誌論文] Caldesmon, an actin-linked regulatory protein, comes across glucocorticoids2010

    • 著者名/発表者名
      Sobue K, Fukumoto K
    • 雑誌名

      Cell Adh Migr

      巻: 4 ページ: 185-189

    • 査読あり

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公開日: 2013-07-31  

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