研究課題
若手研究(B)
統合失調症のセルフリフレクション機能異常を明らかにする為にfunctional MRIを用いて、関連する脳活動を計測することで検討した。その結果、統合失調症は他人からの働きかけにより、自身の思考について顧みた場合でも、自分ではなく他人の思考、行動に対する顧みをする時に高くなるPCCの活動が健常者に比較し有意に高かった。この結果は、統合失調症のsense ofagencyのような症状を反映していると考えられ、自己に対して他者へのリフレクションが働いてしまうことが明らかになった。
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