研究課題
若手研究(B)
うつ病患者に対する運動療法の効果メカニズムを画像、精神薬理学的な観点から検討した。うつ病群(12名)では、運動療法により、抑うつ状態は有意に改善し、NOx(P<0.05)、MHPG(P<0.01)は、有意に増加した。BDNF、HVA、血液生化学検査、血圧、BMI、腹囲に有意な変化はなかった。脳画像検査は1名のみの施行だが、脳血流が改善した。抑うつ状態の改善度と運動療法開始前のBDNF、NOx、MHPG、HVAの値の相関はなく、運動療法の効果的な対象者をみつける予測因子とはならなかった。健常人(37名)では、HVAは有意に減少したが(P<0.05)、BDNF、NOx、MHPG、血液生化学検査、血圧、BMI、腹囲は変化しなかった。脳画像検査は行えなかった。
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