薬剤性肺障害ウサギにピレスパ、エダラボン、エリスロポエチンをコントロール群(G1)、ピレスパ単独投与群(G2)、ピレスパ、エダラボン、エリスロポエチンの3剤投与群(G3)にわけて投与。CTでは14日後は各群間に有意差はなかったが28日目ではG1とG3の間に有意傾向を認めた(p=0. 071)。病理学的な炎症所見はG2、G1、G3の順に強く、繊維化はG1、G2、G3の順に強く、G3とG1の間では有意差(p<0. 05)が、G2とG3の間では有意傾向が認められた(p<0. 1)。以上から単剤より3剤投与の方が薬剤性肺障害を抑えると示唆された。
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