研究課題
若手研究(B)
(1) 肝左葉グラフトを想定したラット肝虚血再還流実験モデルにて、組み換えヒト可溶性トロンボモジュリン(rhsTM)の肝保護効果について検討した。rhsTM群にて、肝障害を示す血中肝酵素、肝組織にて炎症細胞浸潤を示すED-1免疫染色、アポトーシスを示すTUNEL染色、肝再生率を示すPCNA免疫染色にて対照群と比較して効果を認めた。(2) ヒト生体肝移植例における凝固・抗凝固因子が周術期での変化と予後を検討した。脾臓摘出の有無にかかわらず、手術後の血小板低値(10万以下)が継続は予後不良因子であった。類洞内皮細胞障害によるADAMTS13の減少と肝細胞傷害による低TPOの関与もした。
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巻: 46 ページ: 1107-1111
Int J Hematol
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