骨髄由来平滑筋前駆細胞を標的とし超音波・遺伝子封入ナノバブル法を用いて、病的血管リモデリングに対する遺伝子治療効果を実験的に検討した。in vitroにおける遺伝子導入および発現実験として、GFP遺伝子をin vitroにて超音波遺伝子導入法によりCOS細胞へ導入し、その遺伝子発現をELISA法、蛍光顕微鏡下で確認した。またin vivoでの効果・発現実験としてラット頚動脈へ導入し、その遺伝子発現を蛍光顕微鏡下で確認した。今後、遺伝子封入ナノバブルの作成および同方法による機能性遺伝子を用いた効果・発現実験を行う予定である。
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