研究課題
若手研究(B)
通常の異系でのマウス肺移植モデルでは5日以内に移植肺は強く拒絶された.移植肺内ではEgr-1の強い発現を認めた.また肺障害に関与する他の炎症メディエーター(IL-1β, MCP-1, and PAI-1)の発現レベルも最大であった. Egr-1を除去すると肺移植後5日目での急性拒絶程度はごく軽度に抑制することが示された.また炎症メディエーターの発現もより低い結果であった.これらの結果よりEgr-1を除去,抑制することは肺移植後の拒絶反応の治療の新しい方法となる可能性が示唆された.
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