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2011 年度 研究成果報告書

肺腺癌における核グレードを応用した細胞診断の可能性

研究課題

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研究課題/領域番号 22791327
研究種目

若手研究(B)

配分区分補助金
研究分野 胸部外科学
研究機関獨協医科大学 (2011)
群馬県衛生環境研究所 (2010)

研究代表者

中里 宜正  獨協医科大学, 医学部, 准教授 (10372921)

研究期間 (年度) 2010 – 2011
キーワード呼吸器外科学
研究概要

細胞診断にて肺腺癌110例の平均腫瘍細胞の核面積は119.1um^2(±64.4)で, wild type : mutant type=89 : 21例で,核面積は, wild type : mutant type=125.3um^2(±69.5): 92.5um^2(±19.6)で, p<0.05であった.陰性症例67例のうち胸水を除いた36例の平均核面積は67.1um^2(±17.8)で, p<0.05であった.細胞診断陽性と陰性の核面積でのROC曲線では, AUC=0.915, 95% CI=0.873-0.958で感度80%,特異度86%にて平均核面積81.0um^2がcut-off値となることが判明した.今回の研究結果から, Morphometryを応用し,少ない検体でも細胞診を併用することにより良悪の鑑別は感度80%で可能と考える.

  • 研究成果

    (4件)

すべて 2011 2010

すべて 学会発表 (4件)

  • [学会発表] SMAP法を用いた気管支鏡下肺生検時の微量細胞検体におけるEGFR遺伝子変異解析2011

    • 学会等名
      第34回日本呼吸器内視鏡学会
    • 発表場所
      浜松
    • 年月日
      20110616-17
  • [学会発表] SMAP法を用いた微量細胞検体における遺伝子変異解析2011

    • 学会等名
      第52回日本臨床細胞学会春期大会
    • 発表場所
      福岡
    • 年月日
      20110520-22
  • [学会発表] Smart Amp法を用いた微量細胞検体におけるEGFR遺伝子変異解析2011

    • 学会等名
      第58回日本臨床検査医学会
    • 発表場所
      岡山
    • 年月日
      2011-11-18
  • [学会発表] 迅速細胞診を併用したEGFR遺伝子変異検出解析2010

    • 学会等名
      第48回日本癌治療学会学術集会
    • 発表場所
      京都
    • 年月日
      20101028-30

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公開日: 2013-07-31  

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