研究課題
若手研究(B)
難治てんかんの新しい治療法を開発することを目的に研究を行った。脳内に留置したカテーテルから緩徐に注入することで広い範囲に薬物を到達させるConvection-enhanced delivery (CED)法を用いた。実験動物の海馬にてんかん発作を誘発し、CED法によって抗てんかん作用薬であるLevetiracetamを投与した。てんかん発作の誘発確率および持続時間はCEDによって有意に減少し、治療後は動物に明らかな後遺症を認めなかった。CEDは侵襲の少ない新しいてんかん外科治療として応用が可能であることが示された。
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J Neurosurg Ped
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