研究課題
若手研究(B)
嗅覚の脳内伝導路である外側嗅索を成熟ラットにおいて切断後、切断部に発現する軸索伸長阻害因子(コンドロイチン硫酸プロテオグリカン・ミエリン関連蛋白)を排除することによって、成体脳での脳内伝導路の再生を誘導する実験を行った。コンドロイチン硫酸プロテオグリカン分解酵素の切断部への注入、および髄鞘化されていない自然再生後の外側嗅索の再切断により軸索伸長阻害因子の影響を減少させた結果、切断部を超えて伸長する再生線維の存在が確認された。
すべて 2013 2012 2011 2010
すべて 雑誌論文 (1件) (うち査読あり 1件) 学会発表 (7件)
Neurosci Lett
巻: 537 ページ: 35-39
DOI:10.1016/j.neulet.2013.01.016