2011 年度研究成果報告書

STAT1の機能解明を軸としたFGFによる骨格形成制御の分子機構の解析

研究課題

研究課題/領域番号	22791363
研究種目	若手研究(B)
配分区分	補助金
研究分野	整形外科学
研究機関	東京大学
研究代表者	宮岡佑一郎東京大学, 分子細胞生物学研究所, 助教 (20549521)
研究期間 (年度)	2010 – 2011
キーワード	骨・軟骨代謝学 / 骨格形成 / 骨形成 / FGF / STAT1
研究概要	細胞から分泌されて情報を伝達する蛋白質であるFGFは、骨格形成に必須の役割を果たす。FGFを受け取った細胞は主にERKとSTAT1という蛋白質を介して、その情報を細胞の中へと伝達する。FGFとSTAT1の遺伝子をそれぞれ欠損したマウスを交配することにより、STAT1が特に下顎の骨の形成に重要であることが示唆された。また、Cfrという蛋白質の細胞内での局在が、FGFが情報を伝達する上で重要であることも明らかにした。

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