RANKLリバース・シグナル阻害による骨粗鬆症治療の可能性検証

2011 年度 研究成果報告書

• 研究課題/領域番号: 22791364
• 研究種目: 若手研究(B)
• 配分区分: 補助金
• 研究分野: 整形外科学
• 研究機関: 東京大学
• 研究代表者: 本間 雅 東京大学, 医学部附属病院, 助教 (60401072)
• 研究期間 (年度): 2010 – 2011
• キーワード: 骨・軟骨代謝学

研究概要

刺激依存的なRANKL方向性輸送の足場として微小管が必要であり、刺激局所へ向かう微小管再構成にRac1/Cdc42、IQGAP1、CLIP170が関与する可能性を見出した。また、RANKビーズ刺激に伴いmTORC2が活性化し、刺激依存的RANKL移行過程に関与することを見出した。

研究成果

• [雑誌論文] Hiroshi Suzuki Rab27a and Rab27b are involved in stimulation-dependent RANKL release from secretory lysosomes in osteoblastic cells (2010)
  • 著者名/発表者名: Yoshiaki Kariya, Masashi Honma, Akiko Hanamura, Shigeki Aoki, Tadashi Ninomiya, Yuko Nakamichi, Nobuyuki Udagawa
  • 雑誌名: Journal of Bone and Mineral Research 巻: Vol.26Issue4 ページ: 689-703
  • 査読あり
• [学会発表] RANKL骨芽細胞内挙動とRANKL逆シグナル (2011)
  • 著者名/発表者名: 本間雅
  • 学会等名: 第14回骨発生・再生研究会
  • 発表場所: 東京
  • 年月日: 2011-11-12
• [学会発表] RANKL reverse signaling triggers RANKL translocation via mTORC2 activation (2011)
  • 著者名/発表者名: Masashi Honma, Akiko Hanamura, Shigeki Aoki, Yoshiaki Kariya and Hiroshi Suzuki
  • 学会等名: 3rd Joint Meeting of the European Calcified Tissue Society & the International Bone and Mineral Society Athens
  • 発表場所: Greece
  • 年月日: 2011-05-10
• [学会発表] RANKL細胞内トラフィックを制御する分子基盤 (2011)
  • 著者名/発表者名: 本間雅
  • 学会等名: 第88回日本生理学会大会・第116回日本解剖学会総会・全国学術集会・合同大会
  • 発表場所: 横浜
  • 年月日: 2011-03-30
• [学会発表] RANKL細胞内トラフィックの新規治療標的としての可能性 (2011)
  • 著者名/発表者名: 本間雅
  • 学会等名: 第84回日本薬理学会年会
  • 発表場所: 横浜
  • 年月日: 2011-03-24
• [学会発表] RANKL細胞内トラフィックの生理的意義 (2010)
  • 著者名/発表者名: 本間雅
  • 学会等名: 第28回日本骨代謝学会学術集会
  • 発表場所: 東京
  • 年月日: 2010-07-22