革新的蛍光分子プローブを駆使したRANKL-RANK相互作用のインビボ解析

2011 年度 研究成果報告書

• 研究課題/領域番号: 22791409
• 研究種目: 若手研究(B)
• 配分区分: 補助金
• 研究分野: 整形外科学
• 研究機関: 愛媛大学 (2011); (財)癌研究会 (2010)
• 研究代表者: 疋田 温彦 愛媛大学, 大学院・医学系研究科, 准教授 (60443397)
• 研究期間 (年度): 2010 – 2011
• キーワード: RANKL / RANK / 破骨細胞 / インビボ蛍光イメージング / BiFC

研究概要

相補的な蛍光タンパク質の一部同士が結合して蛍光を発する系(BiFC)を利用して、骨破壊を担う細胞である破骨細胞の形成に必要なタンパク質であるRANKおよびRANKLの相互作用を検出する系を確立するための遺伝子を作製した。これらの遺伝子を細胞に導入した実験では、RANKとRANKLが結合し得る条件下において蛍光が検出された。

研究成果

• [雑誌論文] Bone analysis by in vivo optical imaging (2011)
  • 著者名/発表者名: Takeshi Imamura T, Atsuhiko Hikita, Mari Sasaki, Naoki Honkura
  • 雑誌名: Clin Calcium 巻: 21(7) ページ: 1036-1040
• [学会発表] Intravital imaging of cell cycle progression of cancer cells in bone marrow microenvironment (2011)
  • 著者名/発表者名: Atsuhiko Hikita, Aki Hanyu, Naoki Honkura, Takeshi Imamura
  • 学会等名: 第34回日本分子生物学会年会ワークショップ生体イメージングで明らかになる生活習慣病の分子メカニズム
  • 発表場所: パシフィコ横浜
  • 年月日: 2011-12-14
• [学会発表] 骨髄微小環境におけるがん細胞の細胞周期のin vivoイメージング (2011)
  • 著者名/発表者名: 疋田温彦
  • 学会等名: 第29回日本骨代謝学会学術集会若手シンポジウム
  • 発表場所: 大阪国際会議場
  • 年月日: 2011-07-30
• [学会発表] In vivo Imaging of osteoblast Recruitment after bone resorption by osteoclast (2010)
  • 著者名/発表者名: Atsuhiko Hikita, Aki Hanyu, Yasumichi Inoue and Takeshi Imamura
  • 学会等名: 3rd International Conference on Osteoimmunology : Interactions of the Immune and Skeletal Systems
  • 発表場所: Nomikos Conference Center. Fira, Santorini, Greece
  • 年月日: 2010-06-22