研究課題
若手研究(B)
本研究では、卵巣断片を体外培養下でPI3K/PKB経路を刺激することで休眠している原始卵胞を活性化させ、その卵巣断片を体内に移植することで活性化原始卵胞を発育させ、最終的に排卵前卵胞まで達した卵胞より成熟卵子を回収した。さらに、体外受精胚移植を行い、正常な産子を得た。この手法は、卵胞発育が認められない不妊患者のうち、原始卵胞が残存している患者への卵子再生による自らの卵子を用いた妊娠成立への新たな手法の開発に繋がる。
すべて 2011
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Endocrinology
巻: 152 ページ: 1090-1100
DOI:10.1210/en.2010-1124