研究課題
若手研究(B)
Fibroblast growth factor receptor2(FGFR2)は新しい癌治療標的として注目されており、今回我々は子宮頸癌について, FGFR2のアイソフォームであるFGFR2IIIcの発現とその役割について検討した。FGFR2IIIcは、子宮頸癌で特異的に発現している重要な増殖因子受容体であり、FGFR2IIIcによる子宮頸癌細胞増殖にはMAPキナーゼのERKとAKTのシグナル伝達経路が関与している可能性が示唆された。さらに、子宮内膜癌においても、FGFR2IIIcが発癌、進展に関与しており、治療の標的となりえる可能性が考えられた。
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