研究課題
若手研究(B)
嗅上皮は鼻腔の後上方に位置し、匂いを受容する感覚上皮である。今回の研究で、嗅上皮の発生・再生において、支持細胞と嗅細胞の細胞配列が変化する過程を観察した。我々は嗅上皮の発生過程においてネクチンが異なるパターンで局在していることを明らかにした。さらに異なる種類の接着分子を発現させた細胞を作成したところ、接着分子の違いにより細胞配列が制御されることが示唆された。以上より、嗅上皮の細胞配列変化にネクチンが働いていることが示唆された。
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Journal and Vestibular Research
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