研究課題
若手研究(B)
先天性高度難聴児の約4分の1において、難聴の主たる原因が先天性サイトメガロウイルス感染と考えられている。先天性サイトメガロウイルス感染は難聴のみならず様々な程度の高次脳機能障害を引き起こすことが知られており、研究代表者は先天性サイトメガロウイルス感染児における高次脳機能障害と人工内耳装用後の言語発達に注目した。自閉傾向を持たない人工内耳装用児では認知面の発達指数と相関する言語発達指数の改善を認めた。しかし、自閉傾向を持っ装用児では言語発達の改善は極めて緩やかであり、かつ、低次の聴能から障害されていることが明らかとなった。
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