研究課題
若手研究(B)
(研究1)汎網膜光凝固術を施行することにより網膜動脈血流量が低下することを明らかとし、血流量の低下は、網膜主幹動脈レベルにおいても認められた動脈径の狭細化によるものと考えられた。(研究2)汎網膜光凝固術により中心窩脈絡毛細血管板血流量は増加するが、術後に黄斑浮腫が発症・増強する症例では血流量の増加がみられなかった。中心窩下脈絡膜循環動態の変化が、汎網膜光凝固術後の黄斑浮腫発症・増強と関連している可能性が示唆された。
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Invest Ophthalmol Vis Sci
巻: 51 ページ: 6729-6734
DOI:10.1167/iovs.10-5364
