研究課題
若手研究(B)
我々は、真菌由来ジテルペノイド化合物・コチレニンAが、網膜芽細胞腫細胞に対して、細胞増殖抑制やアポトーシス誘導性を持つこと、さらに腫瘍の性質を変化させて網膜分化を誘導する可能性を見出した。一方で、ラット網膜視神経節細胞株(RGC5)においてコチレニンA投与によって神経栄養因子のmRNA・タンパク質発現に変化が見られなかった。コチレニンAには強い神経保護誘導作用がない可能性が考えられた。
すべて 2010
すべて 雑誌論文 (1件) (うち査読あり 1件)
Molecular Vision
巻: 16 ページ: 970-982