研究課題
若手研究(B)
加齢性黄斑変性症はアメリカと西欧諸国において主要な失明原因のひとつに挙げられ、近年日本でも増加傾向にあるが、現在の治療法は、限られた効果でしかない。多くの場合、脈絡膜新生血管は黄斑部に生じ、血管内皮細胞、網膜色素上皮細胞、線維性組織、マクロファージを含んだ線維性血管性組織が形成され、大幅な視力低下をきたす。樹状細胞は本来造血細胞由来の免疫担当細胞であり、獲得免疫反応に重要な役割を担っている。今までに樹状細胞はぶどう膜組織、炎症網膜、ドルーゼンに存在が確認されているが、今回我々は、樹状細胞が、脈絡膜新生血管に関与していることを報告した。
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Invest Ophthalmol Vis Sci.
Retina
Graefes A rch Clin Exp Ophthalmol
PLoS One