静水圧を負荷した脂肪組織由来幹細胞による生体内軟骨再生

2011 年度 研究成果報告書

• 研究課題/領域番号: 22791739
• 研究種目: 若手研究(B)
• 配分区分: 補助金
• 研究分野: 形成外科学
• 研究機関: 日本医科大学
• 研究代表者: 小川 令 日本医科大学, 医学部, 准教授 (70398866)
• 研究期間 (年度): 2010 – 2011
• キーワード: 再生医学 / 軟骨再生

研究概要

in vitroの軟骨再生では、脂肪組織由来幹細胞、コラーゲンスポンジもしくはコラーゲンゲルの鋳型、TGFβ、そして静水圧が重要であることが判明した。In vivoでは持続的に静水圧などの力学的刺激が軟骨形態の維持に必要であることが示唆された。

研究成果

• [雑誌論文] 形成外科学とメカノバイオロジー(機械生物学)-物理的刺激が創傷治癒や組織再生に与える役割- (2012)
  • 著者名/発表者名: 小川令, 黄晨〓, 佐野仁美, 赤石諭史, 宮崎邦夫, 百束比古, Orgill DP, 水野秀一
  • 雑誌名: 日形会誌 巻: 32 ページ: 137-143
• [雑誌論文] Recent Patents on Stem Cell-Mediated Cartilage Regeneration and Repair (2011)
  • 著者名/発表者名: Ogawa R.
  • 雑誌名: Recent Patents on Regenerative Medicine 巻: 1 ページ: 118-122
  • DOI: doi:10.2174/2210297311101010118
• [学会発表] Cartilage Regeneration Using Adipose-Derived Stem Cells (2011)
  • 著者名/発表者名: Ogawa R.
  • 学会等名: The 1^<st> International Conference on Adipose Tissue
  • 発表場所: Venice
  • 年月日: 20111200
• [学会発表] 創傷治癒・組織再生の方向性を転換する-20年後を考えた今、形成外科医にできる基礎研究とは- (2011)
  • 著者名/発表者名: 小川令
  • 学会等名: 第20回日本形成外科学会基礎学術集会
  • 発表場所: 東京
  • 年月日: 20111000
• [学会発表] Utilizing Adipose Stem Cells for Cartilage Regenration in Plastic and Aesthetic Surgery (2011)
  • 著者名/発表者名: Ogawa R.
  • 学会等名: Aesthetic Asia 2011
  • 発表場所: Singapore
  • 年月日: 20110900