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2010 年度 実績報告書

活性化グリアが敗血症性脳症発症にはたす役割の解明

研究課題

研究課題/領域番号 22791751
研究機関京都府立医科大学

研究代表者

竹下 淳  京都府立医科大学, 医学部附属病院, 専攻医 (40433263)

キーワード敗血症
研究概要

マウスCecal ligation and puncture (CLP)モデルを作製し、脳組織を摘出、組織切片を作製した。活性化マイクログリアの選択的マーカーであるOX-42抗体と活性型アストロサイトの選択的マーカーであるGFAP抗体を用い、活性化グリア細胞の指標タンパクに対する免疫組織化学を行うことでCLPマウスの中枢神経におけるグリア細胞の活性化を評価した。
免疫染色の結果、OX42陽性細胞数、GFAP陽性細胞数ともにCLPマウスにおいて有意な増加を認めた。OX42陽性細胞、GFAP陽性細胞はともに、大脳皮質および海馬の領域において顕著な発現が認められた。
今後、脳内炎症性サイトカイン(IL-1beta, IL-6, TNF-alpha)の発現がCLPマウスにおいてどのように変化するのかをRT-PCRなどを用いて検討したいと考える。また、抗サイトカイン抗体の前投与によって、CLPモデルによる脳内グリア細胞の活性化が抑制できるか否かを検討したい。

  • 研究成果

    (1件)

すべて 2011

すべて 学会発表 (1件)

  • [学会発表] 心臓手術後の心房細動発症抑制に対する塩酸ランジオロール少量持続投与の有用性2011

    • 著者名/発表者名
      竹下淳, 天谷文昌, 橋本壮志, 橋本悟, 佐和貞治
    • 学会等名
      日本集中治療医学会
    • 年月日
      2011-02-24

URL: 

公開日: 2012-07-19  

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