研究課題
若手研究(B)
癌組織中には癌幹細胞が存在し、癌幹細胞の存在は抗癌剤抵抗性を示し再発に関与すると考えられる。本研究では口腔癌における癌幹細胞の同定と遺伝子解析を目的とした。ヒト口腔癌細胞から癌幹細胞様細胞の抽出を行い、網羅的に遺伝子解析を行った。結果、抽出した細胞は幹細胞様の性格を有し、それらの発現した遺伝子の内、keratin34は癌の浸潤、分化度、また、口腔癌癌幹細胞マーカーの一つのなりえる事が示唆された。
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Pathology International
巻: 62巻 ページ: 75-76
日本病理学会
巻: 99巻1号 ページ: 387