2011 年度研究成果報告書

歯周病病態発症における免疫抑制補助シグナル分子B7-H1の役割

研究課題

研究課題/領域番号	22791809
研究種目	若手研究(B)
配分区分	補助金
研究分野	病態科学系歯学・歯科放射線学
研究機関	東京医科歯科大学
研究代表者	神村洋介東京医科歯科大学, 大学院・医歯学総合研究科, 非常勤講師 (40549929)
研究期間 (年度)	2010 – 2011
キーワード	免疫 / 感染 / 炎症
研究概要	免疫抑制分子B7-H1を過剰発現している皮膚および歯肉上皮細胞は,刺激による細胞増殖能が亢進していた。皮膚の早期炎症応答は,上皮細胞上のB7-H1発現によりPD-1依存性に抑制されたが,歯肉上皮における炎症応答は低下していた。Prophyromonas gingivalis(Pg)菌TDC60株によって歯周病を誘導することができた。重度歯槽骨吸収を示す個体では,顕著なTDC60特異的IgG抗体価の上昇が認められた。