シェーグレン症候群の口腔内病変における唾液中EGF産生能

2011 年度 研究成果報告書

• 研究課題/領域番号: 22791820
• 研究種目: 若手研究(B)
• 配分区分: 補助金
• 研究分野: 病態科学系歯学・歯科放射線学
• 研究機関: 兵庫医科大学
• 研究代表者: 東 直人 兵庫医科大学, 医学部, 助教 (10461039)
• 研究協力者: 片田 圭宣 国立病院機構大阪南医療センター, アレルギー科, 医長 ; 神田 ちえり 兵庫医科大学, 医学部, 大学院生 ; 北野 幸恵 兵庫医科大学, 医学部, 実験助手 ; 西岡 亜紀 兵庫医科大学, 医学部, 医員 (90412030) ; 関口 昌弘 兵庫医科大学, 医学部, 助教 (50528958) ; 北野 将康 兵庫医科大学, 医学部, 助教 (00412031) ; 松井 聖 兵庫医科大学, 医学部, 非常勤医師 (00291815) ; 佐野 統 兵庫医科大学, 医学部, 主任教授 (00196304)
• 研究期間 (年度): 2010 – 2011
• キーワード: 免疫・感染・炎症 / シェーグレン症候群 / 唾液中EGF

研究概要

シェーグレン症候群(SS)患者の口腔内は乾燥のみでなく、粘膜萎縮、舌乳頭平低化などによるQOL低下を招く。唾液中に含まれ粘膜保護作用や組織修復に促進的な役割を果たすとされるEpidermal growth factor(EGF)のSSの口腔内病変形成における関連性を検討した。その結果、SSでは進行に伴い唾液分泌量のみではなく、唾液中EGF分泌能も低下することが判明した。このような唾液の質および機能の低下が口腔内病変の形成に関与していることが示唆された。

研究成果

• [学会発表] シェーグレン症候群における口腔内病変と唾液中EGFの関係 (2012)
  • 著者名/発表者名: 東直人、片田圭宣、北野幸恵、西岡亜紀、関口昌弘、北野将康、松井聖、佐野統
  • 学会等名: 第56回日本リウマチ学会総会・学術集会
  • 発表場所: 東京
  • 年月日: 2012-04-26
• [学会発表] シェーグレン症候群における口腔内病変と唾液中EGFの関係 (2011)
  • 著者名/発表者名: 東直人、片田圭宣、北野幸恵、西岡亜紀、関口昌弘、北野将康、松井聖、佐野統
  • 学会等名: 第61回日本アレルギー学会秋季学術大会
  • 発表場所: 東京都
  • 年月日: 2011-11-10