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2010 年度 実績報告書

睡眠時ブラキシズムに対するスプリントの効果は交感神経活動の変化と関連するか?

研究課題

研究課題/領域番号 22791857
研究機関北海道大学

研究代表者

後藤田 章人  北海道大学, 病院, 医員 (70466465)

キーワードブラキシズム / 交感神経 / スプリント / 睡眠 / 筋電図
研究概要

本研究の目的は,睡眠時ブラキシズムに対するスプリントの効果の実態を自律神経活動との関係の観点から解明することである.
平成22年度は以下の項目に取り組んだ.
1.携帯型ブラキシズム-自律神経活動測定システムを用いた新システムの構築
ブラキシズムと自律神経活動を同時に測定できる超小型で携帯型の測定システムを考案した.心拍数,3軸加速度,交感神経活動,副交感神経活動等を測定できる人間情報センサHRS-I(WINヒューマンレコーダー株式会社製)を自律神経活動のモニタとして用いる際そのデータ処理が本研究に適応したものにするため,本体・解析ソフトの改変を行った.各測定項目のデータ表出形式を128Hz毎にし,筋電図のデータ解析と対応しやすくなるようにした.このHRS-Iを用いて自律神経活動を,また携帯型筋電計を用いてプラキシズムを測定することにより,自宅など睡眠検査施設以外の場所で自律神経活動とブラキシズムの同時に測定が可能となると考えられた.
2.新システムの動作確認
改変したHRS-Iの動作確認をした.左側胸部に電極および測定器本体を装着し睡眠時の計測を行ったが,小型,軽量であり被験者の睡眠中の違和感は少ないことが確認された.今回用いたHRS-Iは1回の測定で最大9時間に渡って各測定項目の連続した記録が可能であること,データは128Hz毎の表示とされていることを確認し,携帯型筋電計との同期も確認できた.HRS-Iと携帯型筋電計との同時測定においても両者の波形の描出ではノイズは少なく,夜間睡眠時における同時の併用が可能であると考えた.

  • 研究成果

    (1件)

すべて 2010

すべて 学会発表 (1件)

  • [学会発表] 自宅睡眠時におけるRhythmic Masticatory Muscle Activity(RMMA)の発現状況-ガム咀嚼との比較-2010

    • 著者名/発表者名
      松田慎平
    • 学会等名
      日本顎関節学会
    • 発表場所
      東京
    • 年月日
      2010-07-24

URL: 

公開日: 2012-07-19  

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