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2012 年度 実績報告書

「捕食」は上半身全体で行う運動である

研究課題

研究課題/領域番号 22791874
研究機関新潟大学

研究代表者

甲斐 朝子  新潟大学, 医歯学総合病院, 医員 (50515723)

研究期間 (年度) 2010-10-20 – 2013-03-31
キーワード食物とりこみ / 体幹 / 下顎運動 / 筋活動
研究概要

本研究の目的を次の2点としていた.(1)食物とりこみ(捕食)時の下顎運動に協調して,頭部だけでなく頸部・胸部・腰部にも協調した運動が存在するかを調べ,開口時の体幹の動態を明らかにする.また,その運動を司る筋活動の有無を確認する.(2)食物とりこみ運動に負荷を加えたときの 運動と筋活動の変化を評価し,発生の機序と意義を明らかにする.
6自由度顎運動測定装置TRIMETによる下顎運動の測定,光学式3次元モーションキャプチャーProReflexによる体幹の動きの測定,そして両者に同期する頸部の筋電図を同時記録できるシステムを構築した.予備実験は完了し,3名の被験者で測定を行ったものの分析に用いることができる測定結果が得られなかった.
予備実験での被験運動は開閉口運動および下顎限界運動,下顎タッピング運動であり,その測定方法や結果に問題はなかったが,本研究の最大のポイントである食物とりこみ(捕食)時にモーションキャプチャーのマーカーが手で隠れてしまい,マーカーをカメラで読み取ることが困難であることがしばしばであった.被験者が自分で被験食品であるリンゴを口へ運ばない(術者が被験者の口へ運ぶ),椅子の高さを変えカメラからの読み取り方向を変える,など工夫したが,いずれも被験者の心身へ負担をかけずに自然な形で被験食品を捕食することが難しかった.したがって,負荷をかけた時と自然な状態での比較から各運動の発生機序を分析する予定も遂行不可となった.

現在までの達成度 (区分)
理由

24年度が最終年度であるため、記入しない。

今後の研究の推進方策

24年度が最終年度であるため、記入しない。

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公開日: 2014-07-24  

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