研究課題
若手研究(B)
近年,嚥下障害患者に対する舌接触補助床(以下PAP)の効果が,歯科のみならず医科からも注目されている.舌腫瘍術後患者や脳血管障害患者におけるPAPの有効性は多数報告されているが, PAPの形態の決定は経験的に行われているのが現状である.そこで,嚥下時におけるPAPと舌の接触様相について,舌圧センサシートを用いて確認しながらPAPの形態を調整し, PAP装着者の嚥下機能の客観的・主観的評価と舌圧との関係について分析を行う.