研究課題
若手研究(B)
ラット歯髄より得られた歯髄細胞をニューロスフェア法により培養したところ、神経細胞への分化が可能な神経幹細胞が得られた。次に実験的に脳梗塞を引き起こしたラットにこれらの歯髄由来神経幹細胞を移植したところ、それらの細胞が脳梗塞巣の周囲から検出され、脳梗塞巣に到達していたことが明らかとなった。さらに歯髄由来神経幹細胞を移植したラットでは後遺症である運動機能障害や学習記憶機能障害の回復に促進が認められた。
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