研究課題
若手研究(B)
イヌ骨内欠損においてエナメルマトリックス蛋白(EMD),塩基性線維芽細胞増殖因子(bFGF)とβ三リン酸カルシウム(TCP)の歯周組織再生に及ぼす影響について比較検討を行った。外科的に作製したイヌ1壁性骨内欠損に対し、無作為にTCP単独、EMDとTCP併用(EMD/TCP)、bFGFとTCP併用(bFGF/TCP)および全て併用(EMD/bFGF/TCP)処置を行った。新生骨形成量は全群で有意差は認められなかった。EMD/bFGF/TCP群はTCP群やbFGF/TCP群より有意にセメント質形成量が多く、有意差は認めないもののEMD/TCP群より多かった。これらのことはEMD/bFGF/TCPの積層応用はセメント質再生に有効であることが示唆された。
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Oral Surgery, Oral Medicine, Oral Pathology, Oral Radiology and Endodontology
巻: (In press)
Int J Periodontics Restorative Dent
http://kuris.cc.kagoshima-u.ac.jp/407943.html