研究課題
若手研究(B)
本研究は、HPV陽性口腔扁平上皮癌細胞の放射線化学療法に対する感受性について解析する目的で行った。具体的には、口腔病変における正確なHPV検出感染率を求め、さらに、HPV陽性細胞と陰性細胞について免疫組織化学的(p16^<INK4a>、p53、CD4、CD8、CD68、CD1a、Ctr1)に検討した。その結果、口腔病変におけるHPV検出率は22. 4%であり、HPVの有無による免疫染色結果との有意な相関も認められなかった。HPV陽性細胞の化学療法感受性については今回検索したマーカー以外の他の要因が関わっていることが示唆された。
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