研究課題
若手研究(B)
活性型ビタミンD3(VD3)が口腔癌細胞におけるHBp17に与える影響について検討を行った。VD3添加により、HBp17発現は抑制された。IκB-.においては発現が増加しており、リン酸化が減少していた。レポーターアッセイでは、HBp17プロモーター配列を導入した細胞ではVD3によりレポーター活性が低下した。免疫染色により、VD3添加のHBp17蛋白は、核への局在が減少していた。VD3はNF-κB活性阻害を介して、HBp17発現抑制に関与している可能性が強く示唆された。.