2011 年度研究成果報告書

口腔癌におけるSTATシグナル関連蛋白の網羅的解析と新規治療法への応用

研究課題

研究課題/領域番号	22791987
研究種目	若手研究(B)
配分区分	補助金
研究分野	外科系歯学
研究機関	愛媛大学
研究代表者	石川詔子愛媛大学, 大学院・医学系研究科, 講師 (90444760)
研究期間 (年度)	2010 – 2011
キーワード	口腔癌 / STAT / 細胞間接着 / E-カドヘリン
研究概要	口腔癌培養細胞が細胞同士で接着すると細胞表面のE. cadherinが結合し、STATシグナルが活性化され、結果として癌細胞の細胞死を回避させる。今回の研究では、細胞間接着に続いてRac1およびCdc42がリン酸化される傾向が示された。また、STAT3の発現を抑制した研究の結果、STAT3は癌細胞の細胞死を回避させて細胞活性を促すが、増殖、遊走、浸潤における影響は少ないと思われた。

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