研究課題
若手研究(B)
我々は、口腔扁平上皮癌59症例を用いて網羅的メチル化の解析を行った。メチル化プロファイルにより口腔癌は大きくClusterA, ClusterBという2群に分類されることが明らかとなった。後発転移までの期間をカプランマイヤー法を用いて解析すると、ClusterB群に含まれる癌組織が優位な差をもって予後不良であることが分かった。ClusterB群に含まれる癌症例には、基底細胞層に特異的に発現するケラチン群の発現が強く認められた。さらに我々は、口腔癌の予後を分類する2つの遺伝子を同定した。
すべて 2010 2009
すべて 雑誌論文 (2件) 学会発表 (2件)
Oral Oncol
巻: 45(9) ページ: 766-70
巻: 45(2) ページ: 109-15