口腔扁平上皮癌細胞: SCCKNをヌードマウスの背部皮下に注射し移植腫瘍を作成した。移植腫瘍に対してpFasLおよびpFasL/pE3D1を用いて遺伝子治療を行った。腫瘍に対する治療は7日毎に腫瘍に注射を行った。 コントロールあるいは、pFasLの遺伝子導入を行ったマウスは治療開始49日後に全て死亡した。また、pFasL/pE3D1で治療したマウスは、治療開始49日後の生存率は87%であった。ヌードマウスの移植腫瘍に対しpFasL/E3D1を投与すると腫瘍の増殖を抑制して延命効果があることが確認された。
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