研究課題
若手研究(B)
口腔乾燥症は、更年期の女性に多いといわれている。従って、口腔乾燥症と女性ホルモン、自律神経機能との関連を検討した。その結果、有意な関連が認められたのは、状態不安、特性不安と女性ホルモンとの間のみであった。また、口腔乾燥症の加療によって、有意に改善したのは簡易更年期指数のみであった。自律神経機能および安静時唾液は、測定時の環境の影響を受けやすいため、複数日の測定を行う必要があった可能性がある。また、今後、対象者数を増やして検討することが重要であると思われる。