研究課題
若手研究(B)
マウスiPS細胞から樹状細胞(DCs)を千住らの方法(Stem cells. 27 : 1021, 2009)で作成した。iPS由来DCsが抗原提示細胞の機能を有するか調べるために、OT-IIマウスからナイーブCD4^+ T細胞をFACSAria^<TM>で精製した。iPS由来DCsをOVA存在下で24時間培養後、培地を交換し、OVA特異的なCD4^+ T細胞と共に3日間培養した。細胞増殖はCell countingKit-8(同仁堂)を用いて確認した。OVA存在下で培養したiPS細胞はコントロール(OVA非添加)群と比較して細胞増殖能を有した。またiPS-DCsの抗原特異的な抗体産生能を調べたところ、膣洗浄液、唾液などでIgA抗体の産生を認めた。これらの結果からiPS-DCsは効果的な粘膜ワクチンとなる可能性がある。
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