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2010 年度 実績報告書

糖尿病性腎症患者による実践しやすい生活プログラムの展開

研究課題

研究課題/領域番号 22792179
研究機関山梨大学

研究代表者

西田 頼子  山梨大学, 大学院・医学工学総合研究部, 講師 (50324215)

キーワード看護学 / 糖尿病性腎症 / 生活行動
研究概要

糖尿病透析患者は,非糖尿病患者よりも細かな水分・食事などを中心とした生活プログラムが必要であるが,その実施が難しい現状にある。本研究の目的は,(1)糖尿病性腎症と非糖尿病性腎症の血液透析患者を対象に,実際の生活プログラムの状況を調査し,その特徴を明らかにし,糖尿病性腎症患者の実践しやすい生活プログラムモデルを提示する,(2)透析室看護師により外来透析患者に1-3か月指導を行い,糖尿病透析患者が主体的に取り組める,実践しやすい生活プログラムの有効性を明らかにすることである。本年度は,透析患者の体重管理や生活行動,セルフモニタリングの効果などに関する調査や分析についての文献を検討し,調査内容,生活プログラムの内容について検討を行った。生活プログラムは,食事(塩分摂取量,飲水量,タンパク質摂取量),活動(運動習慣,休息,睡眠,労働,余暇),保清(手洗い,うがい,フットケア)と,ストレスコントロール,セルフモニタリング(体重,飲水量,血圧など)の有無を調査し,関連要因として生活への満足や身体状態(体重増加率,血中のタンパク質や尿素窒素,カリウム,リンなどの濃度)を調査することを検討中である。また,生活プログラムの食事について,栄養摂取量については簡易型自記式食事歴法調査(BDHQ)などを活用するとともに,塩分摂取量の実測が可能であるか,塩分濃度計も用いて一般健康人で検討中である。平成23年度に本調査を実施する予定である。

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公開日: 2012-07-19  

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