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2012 年度 実績報告書

転移性脊椎腫瘍患者に望ましいケアプログラムの開発のための縦断的研究

研究課題

研究課題/領域番号 22792210
研究機関独立行政法人国立国際医療研究センター

研究代表者

小山 友里江  独立行政法人国立国際医療研究センター, その他部局等, 研究員 (40521141)

研究期間 (年度) 2010-04-01 – 2014-03-31
キーワードがん / 転移性脊椎腫瘍 / ADL障害 / 骨転移 / ケア / 看護師
研究概要

がんの治療法の進歩に伴い、患者は長期間の生存が可能となった。同時に初期治療が終了し、何年もの経過を経てから、骨転移が生じるケースもみられるようになった。骨転移の中でも、特に転移性脊椎腫瘍患者には、ADL障害が高度に出現する。このような患者には、疼痛管理を十分に行い、日常生活動作の再獲得によって、その患者らしい生活が送れるように支援することが必要である。看護師が患者に最適なケアを提供するためには、脊椎への骨転移が明らかになった時点で速やかに患者が何を望み、どんなケアを必要としているのかを把握することが必要である。
本研究課題の目的は、転移性脊椎腫瘍患者が望むケアの内容を詳細かつ経時的に把握すること、また転移性脊椎腫瘍を専門とする病院看護師の提供しているケアの実態を把握することによって、転移性脊椎腫瘍患者に望ましいケアプログラムの構築への示唆を得ることである。
平成24年度には、K病院の転移性脊椎腫瘍患者を対象とした質問紙調査によりベースラインとなるデータを取得した。これに加え、転移性脊椎腫瘍患者を多く診療している病院の看護師に対してインタビュー調査を行い、現在提供されているケアの実態を把握する。これらの調査結果をふまえ、転移性脊椎腫瘍患者に望ましいケアプログラムの構築を目指す。

現在までの達成度 (区分)
現在までの達成度 (区分)

3: やや遅れている

理由

フィールドとの調整に時間がかかったこと、及び研究者本人の急病により、計画よりやや遅れている。

今後の研究の推進方策

現在フィールドとの調整が終了し、対象者の選定と調査を継続している。このまま調査を続行し、必要な対象者を確保する予定である。

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公開日: 2014-07-24  

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