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2012 年度 実績報告書

死産時における母親と亡くなった子どもへの看護支援プログラムの開発

研究課題

研究課題/領域番号 22792223
研究機関滋賀医科大学

研究代表者

能町 しのぶ  滋賀医科大学, 医学部, 助教 (40570487)

研究期間 (年度) 2010-04-01 – 2013-03-31
キーワード死産 / ペリネイタルロス / 看護 / ケアニーズ
研究概要

本研究の目的は、死産を経験した母親に対する看護支援プログラムを作成することであり、平成24年度は①ケアの受け手である死産体験者が捉える死産時の看護ケアニーズを明らかにし、体験者側の視点から看護支援プログラムに必要な要素を抽出する ②死産時における母親と亡くなった子どもへの看護支援プログラムの試案の作成 を行った。
①ケアの受け手である死産体験者が捉える死産時の看護ケアニーズを明らかにし、看護支援プログラムに必要な要素を抽出する
平成23年度に引き続き、平成24年度は死産体験者8名に対して半構造化面接法によるインタビューを行なった。また、研究者がこれまで死産体験者に対して行ったインタビューデータも加え、計30名の死産体験者がもつ看護ケアニーズについて内容分析にて分析した。その結果、母親たちは「プライバシーが確保できる環境の提供」「亡くなった子どもを大切にする」「子どもとの関わりや埋葬への情報の提供と選択の保障」「家族で過ごす時間の確保」「感情を表出でき受け止めてもらえる場の提供」への看護ケアニーズを持っていることが明らかになった。
②死産時における母親と亡くなった子どもへの看護支援プログラム試案の作成
平成22年度に行った看護職者が捉える死産時の効果的な看護支援の構成要素、そして平成23・24年度に行った死産体験者が捉える看護ケアニーズの構成要素を抽出した。そこから、死産時の看護支援プログラムの構成要素として「安心安全な環境への支援」「亡くなった子どものend of lifeへの支援」「亡くなった子どもと家族が出会い・別れることへの支援」「母親や家族の感情表出への支援」「他職種と連携した長期的・包括的な支援」が見出された。これらの構成要素から、死産時の看護支援プログラムの試案を作成した。

現在までの達成度 (区分)
理由

24年度が最終年度であるため、記入しない。

今後の研究の推進方策

24年度が最終年度であるため、記入しない。

  • 研究成果

    (1件)

すべて 2012

すべて 学会発表 (1件)

  • [学会発表] 病院で死産への看護支援をすることに助産師が感じている困難さ フォーカスグループインタビューから2012

    • 著者名/発表者名
      能町しのぶ
    • 学会等名
      第26回日本助産学会学術集会
    • 発表場所
      札幌コンベンションセンター
    • 年月日
      20120501-20120502

URL: 

公開日: 2014-07-24  

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