研究課題
若手研究(B)
小児が共同使用する玩具について、適切な衛生管理の方法を検討した。実験的に共同使用した玩具について調べたところ、ヒトの常在細菌である表皮ブドウ球菌の複数の株が分離された。このことから共同使用する玩具が感染を媒介するリスクとなる可能性が示唆された。また、保育所等を対象とし、玩具の衛生管理方法についての質問紙調査を行った。その結果、特に実施される頻度の高かった、日光照射による消毒方法について検討したところ、照射時間が短い場合には、むしろコントロールに比べて細菌数が増加することが明らかになった。
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医学と生物学
巻: 154巻 第3巻