研究課題
若手研究(B)
慢性状態にある思春期の子どもと親が相互作用をとおして、どのように病みの軌跡を辿っているのかという、彼らの軌跡のあり様を説明できるモデルの構築を目的とした。本研究は、研究者の博士論文の研究結果を発展させるものであり、対象疾患の拡大として先天性心疾患と 1型糖尿病に腎疾患を選択し、8 組の親子にそれぞれ面接調査を実施した。得られたデータを質的に分析した結果、5 つの構成概念を辿ることと、対象疾患のさらなる拡大がモデルの構築として必要であることが明らかになった。