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2011 年度 実績報告書

回復期リハビリテーション病棟の排尿ケアの質を高める現任教育プログラムの開発と検証

研究課題

研究課題/領域番号 22792273
研究機関東京医療保健大学

研究代表者

阿部 桃子  東京医療保健大学, 医療保健学部, 准教授 (80347195)

キーワード看護学 / リハビリテーション / 脳神経疾患 / 排尿ケア
研究概要

本研究の目的は、回復期リハビリテーション病棟(回復期リハ病棟)看護の排尿ケアを促進、阻害する要因の探索、検証を通じて、排尿ケアの排尿ケアの教育・啓発活動を展開できる看護師の育成を中心とする「回復期リハ病棟看護師の排尿ケア実践強化プログラム」を開発することである。
平成22年度の調査にて、回復期リハ病棟看護師が考える排尿ケアの促進要因は、「PT・OTとの連携」「看護師の十分な人員確保」「排尿機能のアセスメント力」、阻害要因は「対象者とのコミュニケーションの困難さ」「24h尿量測定の困難さ」が明らかとなった。
平成23年度は、排尿ケアの教育・啓発活動を展開できる回復期リハ病棟看護師の育成に関するプログラムについて、排尿ケアを専門とする看護学研究者、皮膚・排泄ケア認定看護師、泌尿器科医師と協議しながら、プログラム案を作成した。その後、実施者として、回復期リハビリテーション病棟管理者、看護師にプログラム案を改めて検討、最終案を検討中である。平成24年度には、実際にプログラム案を試行、検証を行う予定である。

現在までの達成度 (区分)
現在までの達成度 (区分)

3: やや遅れている

理由

排尿ケアの教育・啓発活動を展開できる回復期リハ病棟看護師の育成に関するプログラム案の作成、検討に、予想以上に時間を要したため、(3)と評価する。

今後の研究の推進方策

プログラム(案)の実施施設を当初予定数より減らすが、平成24年度8~10月にかけて実施、成果をまとめる。

  • 研究成果

    (3件)

すべて 2011

すべて 雑誌論文 (1件) (うち査読あり 1件) 学会発表 (2件)

  • [雑誌論文] 回復期リハビリテーションを受ける脳卒中患者の蓄尿症状とADL(Activities of Daily Living)実行状況との関連2011

    • 著者名/発表者名
      阿部桃子, 佐藤和佳子
    • 雑誌名

      日本老年泌尿器科学学会雑誌

      巻: 24 ページ: 110

    • 査読あり
  • [学会発表] 回復期脳卒中患者の排尿に対する心理反応尺度の開発に関する研究2011

    • 著者名/発表者名
      阿部桃子
    • 学会等名
      第31回日本看護科学学会学術集会
    • 発表場所
      高知市
    • 年月日
      20111200
  • [学会発表] 回復期リハビリテーションを受ける脳卒中患者の蓄尿症状とADL(Activities of Daily Living)実行状況との関連2011

    • 著者名/発表者名
      阿部桃子, 佐藤和佳子
    • 学会等名
      第24回日本老年泌尿器科学会
    • 発表場所
      名古屋市
    • 年月日
      20110500

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公開日: 2013-06-26  

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