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2011 年度 実績報告書

生活習慣特性を活用したコミュニティ支援プログラムの開発と評価

研究課題

研究課題/領域番号 22792288
研究機関聖路加看護大学

研究代表者

小林 真朝  聖路加看護大学, 看護学部, 助教 (00439514)

キーワード地域看護学 / 公衆衛生 / 生活習慣 / コミュニティ支援
研究概要

<伴侶動物飼育から得る健康増進および交流についての分析>
インタビュー調査の分析を踏まえて伴侶動物飼育から得る健康増進および交流についてのカテゴリを検討した。人間が犬の飼育で得るものとは【ともに健やかに暮らす伴侶を得て、自己と他者とのつながりを温められること】であり《犬がいることによるストレスをかかえる》《犬との伴侶関係から充足感を得る》《犬が生命の尊厳への関心を高める》《犬という健康維持の伴走者を得る》《犬に癒されることによって心の安寧を得る》《犬が家族を結び付けてくれる》《犬が他者との交流の垣根を低くする》の5つのカテゴリからなっていた。
<研究成果の公表>
シンガポールにて開催された15th East Asian Forum of Nursing Scholars(EAFONS) & Asia Pacific Research Symposium(APRS)に参加し、EAFONSにて科研におけるインタビュー調査の研究成果発表を行ない(発表課題"Relationships among Companion Animal Owners and Non-Owners in Daily Life")、学会参加者と意見交換を行なった。同時開催のAPRSで地域看護領域における最新の研究法について情報収集を行なった。
<専門的知識の収集>
University of WashingtonのDr.Noel Chrismanを訪問し、研究課題「生活習慣特性を活用したコミュニティ支援プログラムの開発と評価」における、中間研究成果および今後の研究方法、介入方法についてのコンサルテーションを受けた。さらにSouth Park Neighborhood Centerを訪問しFoodBank,Cloth Bank,Exercise Programなどのコミュニティプログラムに見学参加し、プログラム開発に示唆を得た。

現在までの達成度 (区分)
現在までの達成度 (区分)

3: やや遅れている

理由

初年度から2年目にかけて、研究者が海外派遣で長期不在となったため、研究計画がやや遅れている。4年間の研究期間で当初の研究目標に到達できるよう、研究計画を修正した。

今後の研究の推進方策

24年度は質問紙調査の作成および実施を行ない、25年度にプログラム試案の実施および評価を行なうように計画修正をした。本年度は文献検討およびインタビュー調査の分析結果に基づきアイテムプールを行い、伴侶動物と暮らすことによる身体・精神・心理社会的側面における健康増進、コミュニティにおける交流の度合いやコミュニティに対する認識の変化などを測定する評価指標の検討を行ない、質問紙を作成する。研究協力の対象となる集団として、関東地方に属する特定の自治体またはコミュニティを選定し、質問紙調査を実施する。

  • 研究成果

    (1件)

すべて 2012

すべて 学会発表 (1件)

  • [学会発表] Relationships among Companion Animal Owners and Non-Owners in Daily Life2012

    • 著者名/発表者名
      小林真朝
    • 学会等名
      15^<th> East Asian Forum of Nursing scholars
    • 発表場所
      シンガポール
    • 年月日
      2012-02-23

URL: 

公開日: 2013-06-26  

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