研究課題
若手研究(B)
介護老人保健施設への調査から、口腔ケア体制には施設格差が生じていることが明らかとなった。また、介護老人保健施設入所高齢者への調査では、口腔内から何らかの日和見感染微生物が検出された者は46.0%で、その種類はカンジダが最も多く、次いで緑膿菌、肺炎桿菌であった。摂食・嚥下機能低下者は約3割いた。日和見微生物は総義歯装着者に多く、摂食・嚥下機能の低下は、施設入所期間が長い者やはみがきを面倒だと感じている者に多かった。
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