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2011 年度 実績報告書

統合失調症の母親をもつ子どもに対する心理教育プログラムの開発

研究課題

研究課題/領域番号 22792303
研究機関共立女子短期大学

研究代表者

石川 幸代  共立女子短期大学, 看護学科, 講師 (30449988)

キーワード看護学 / 精神看護学 / 統合失調症
研究概要

本研究の目的は、統合失調症の母親をもつ子どもの体験を明らかにし、統合失調症の母親をもつ子どもへの看護支援として、心理教育プログラムの開発を試みることである。
平成23年度は、平成22年度行った先行研究の調査、文献検討を踏まえ、作成したインタビューガイドを基に実際にインタビュー調査を実施していく計画であった。本研究は、非常に個人的で難しい問題に踏み込む内容のインタビューになり、対象者は語る内容について自己の判断を必要とすることが予測できるため、今回の研究対象については、その判断が可能と考える20歳以上で健康に生活していることを用件としたが、実際に研究協力者を探していく段階において、当初予定していた精神病院を介し、対象者としての用件を満たした研究協力者の確保が大変難しく、研究は計画通りに進行しなかった。また、一度研究への協力に同意を得られた研究協力者が体調不良でインタビューが実施できないという状況もあった。しかしながら、研究協力者を探す期間を半年間延長し、数名ではあるが、研究協力者が得られることができ、インタビューを実施することができた。
インタビュー内容を逐語録にし、得られたデータとして、統合失調症の母親をもつ子どもの体験を明らかにしている過程にある。また、これらのデータ分析により、統合失調症の母親をもつ子どもへの心理教育プログラムの開発を試みる予定である。

現在までの達成度 (区分)
現在までの達成度 (区分)

3: やや遅れている

理由

研究協力者の確保について、予想以上に困難をきたしたためにデータ収集期間を延長したが、データ分析も同時に進めて来たため、やや遅れている状況にある。

今後の研究の推進方策

データ収集期間た半年間延長した結果、研究協力者も増えたため、統合失調症の母をもつ子どもの体験についてのデータを得ることができた。今後は、これらのデータにより、統合失調症の母親をもつ子どもへの心理教育プログラムの開発を試みるべくデータ分析を推進していく予定である。

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公開日: 2014-07-24  

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